第3回おやこ食育アカデミーを実施しました
投稿日 : 2017年7月2日|最終更新日時 : 2017年12月19日|カテゴリー : 食育の推進について
6月18日(父の日)は、第3回おやこ食育アカデミーでした
梅雨の真っ只中ですが、お天気に恵まれました。
今回のプログラムは、午前・午後の終日!長時間のお勉強でしたが、皆がんばりました!
午前は座学での講義
テーマは①「健康な食べ方についてまなぼう」②「野菜のパワーをまなぼう」です。
①「健康な食べ方についてまなぼう」の内容では、栄養素についてとそれらの体における働きにつてい学びました。
また、食品を栄養素と役割別に大きく3つのグループ(赤・黄・緑)分けされていることを学び、食品とグループ分けについて学びました。
さらに、元気に食べるためには、赤・黄・緑のいずれも欠かすことができないため、朝食を例に、自分たちで満点の朝食を考えました。
日本人が元気に過ごすために、和食が基本であるということ、それらが私たちの健康だけでなく、日本の畑を元気にすることを解説し、そのためには「ま(まめ)、ご(ごはん)、わ(わかめ)、や(やさい)、さ(さかな)、し(しいたけ)、い(いも)」のような食品をしっかり食べると良いということも学びました。
②「野菜のパワーをまなぼう」の内容では、野菜にはファイトケミカルという化学物質について学びました。大学で学習するような内容です。ファイトケミカルは、野菜自らを守るために作りだし、それらが人の健康にも偉大な力を発揮することを学びました。ファイトケミカルの中に、ポリフェノールという成分があることを知りました。
また、野菜や果物は種ができるまでは、目立たないような色をして、「苦い・酸っぱい」などの味で、動物たちから食べられないように、身を守るという能力を持っていること。種ができたら、赤やオレンジなどの目立つ色になり、味も甘くなって動物に食べてもらえるような形に変化し、種を運んでもらうということで、種を存続しているということを学びました。お野菜ってすごいなぁ!
お野菜は成長過程でいろんな色の変化をしますが、その関与成分であるポリフェノールは、酸やアルカリで色が変化することもpH試験紙などを使用して学びました。
健康な心身のために、食べるということはとても大事で、それを支える日本の田畑や自然を大事にしないといけないということをあらためて感じました。
こどもたちは、2時間もの長い時間、しっかりお話を聞いてくれました。
午後からは、畑で楽しいじゃがいもの収穫
4月に植えた種が、大きく成長したくさんのじゃがいもが採れました。
手に収まりきらないほどの大きなじゃがいもも採れ、土からでてくる芋に
大歓声が沸きました
次に、黒大豆と人参の種まきもしました。
畝作りや種まきもとっても上手になりました。
太陽の日差しが強く、暑い中でしたが、みんなとっても頑張りました!
6月19日は食育の日!その前日であるアカデミー実施日は、とても充実した1日となりました。