ビレッジライフ懇話会(第205回)のご案内

投稿日 : 2018年6月20日|最終更新日時 : 2018年6月20日

豌豆の 香り溢れて 夕餉かな

今春は久しぶりに豌豆、蚕豆が豊作です。電柵を補修し、春先のシカの侵入を一時的ですが、抑えることに成功したからです。豌豆ごはんは私の大好物、子どもの時の印象は一生抜けないようです。炊飯器から湯気が立ち登るとき、エンドウの香りが部屋中に満ち、食卓に座る前からわくわくした気分になってきまます。湯気の香りを楽しみ、独特の豌豆の甘味を感じながら豌豆ごはんを頂くとき、本当に幸せな気持ちにさせられます。青草も繁茂し、鹿のエサは無尽蔵にありそうですが、つい最近、枝豆やインゲンマメの葉を何者かに食べられました。電柵近くの部分だけでしたので、多分、親鹿が電柵の間から長い首を伸ばして食べてくれたようです。鼻先以外、鹿の毛皮は絶縁体ですので、しばしば電柵近くの豆の葉を食べられます。豆の葉はたんぱくが多いので、鹿は大好物のようです。味を覚えると何度も侵入しようとして電柵を壊してくれますので、次の帰省時には電柵をさらに頑丈に補修しなければなりません。生物多様性も大事ですが、招かれざるお客とのお付き合いも大変です。

皆々様

田んぼに早苗が風にそよぎ、夏至も近づき、一年で一番日の長い季節ともなりました。皆様にはお変わりありませんか。平素は何かとお世話になりまして、誠に有難うございます。

6月(2018年6月)のビレッジライフ懇話会(第205回)のご案内です。

今月の懇話会では、神戸シルバー大学院の「さかな研究グループ」の皆様が明石海峡の魚について研究された成果を発表して頂くことにしました。神戸シルバー大学院は神戸市立シルバーカレッジを卒業された有志が自主的に運営されている6年制の学び舎で、今年で15年目を迎えます。前期3年、後期3年の6年制で、卒業するに際しては必ずグループもしくは個人で卒業論文をまとめることになっています。
今回は13期生の皆様がグループで研究された成果を発表して頂きます。

いかなごの不漁が続き、ベラはとっくに獲れなくなりました。私たちに身近な明石海峡も、確実に大きな変化に直面しているようです。市民の力でどのように海を守るべきか、皆様とともに学んでいきたいと思います。せっかくの貴重な機会です。
多数の皆様のご参加をお待ちしています。
1.日 時  6月23日(土): 午後3時~5時まで懇話会

                午後5時~7時まで懇親会 

2.場 所  兵庫県民会館 9階 901号室
        電話: 078-321-2131
         神戸市中央区下山手通4-16-3
          地下鉄県庁前駅下車・すぐ上
         JR元町駅西口を出て北に徒歩約10分。兵庫県公館北

3.話 題  「明石海峡のさかな-神戸シルバー大学院研究報告38」
4.講 師  北地清治氏と仲間たち(神戸シルバー大学院13期生)
5.会 費  500円(資料代を含む)           
6.懇親会  「しがらき亭」、会費:4千円

        神戸市中央区下山手通4-6-13 電話:078-392-0814
7.申 込  一番下欄に記載の研究所宛、ファクスまたはメール、HPお問い合わせフォームでお申し込みください。その際、午後5時からの
懇親会の人数を、予約の都合上、必ずお知らせ下さい